謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご支援を賜り、誠にありがとうございました。本年も変わらぬご厚誼をお願い申し上げます。
去年は、11月15日から26日まで東京2025デフリンピックが日本で初めて開催され、成功に終わりました。鳥取県からも日本代表選手を4名送り出しました。残念ながらメダル獲得につながりませんでしたが、非常に良い成績で入賞を勝ち取ったことは私たちの誇りでもあります。
今回のデフリンピックを通して、さまざまな形できこえない・きこえにくい人や手話言語にスポットがあたりました。デフリンピックをレガシーとして残し、これからを担う子どもたちのためにより一層取り組んでいかなければなりません。
昨年の6月25日には手話施策推進法が施行しました。2013年に鳥取県で全国初となる手話言語条例が制定されたから12年かけて、やっと成立しました。そして、これからは手話施策推進法の理念をしっかりと鳥取県や各市町村の施策に反映させていく必要があります。
また、昨年は本協会が創立70周年を迎えました。これまでの先人たちに思いを馳せるとともに、これまで培った組織の力をより強固なものとし、社会を変えていく組織としてこれからも進めていきます。
本年も、きこえない・きこえにくい人が「自分で選択したコミュニケーション手段による会話が当たり前にできる社会」の実現やきこえない・きこえにくい人に対する理解を促進し、「誰ひとり取り残さない」を理念とする真の共生社会を実現するために、皆さまとともに取り組んでまいりたいと思います。今後も一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げますとともに、皆さまのご健勝と御多幸をお祈り申し上げます。
2026年1月
公益社団法人鳥取県聴覚障害者協会
理事長 下垣 彰則